何事もなく、数日がすぎる。
ソルトは屋上で退屈していて、ラッパッパはさくらは授業、おたべ達四天王は部室で暇つぶし。
そんな昼下がり、3年生を仕切る、カタブツが飛び込んできた。
カタブツ「失礼します!おたべさん!来ました!乃木女と欅の3トップが、ヤバ女と激尾古の連中を従えてます!」
オタベ「きよったか…カタブツ!火鍋にホルモンを頼むで!」
カタブツ「はい!」
バカモノ「返り討ちや返り討ちー!乃木だかオギだかなんだか知らねえけどなー」
マジック「ソルトさんには寝てて貰おうぜ」
ヨガ「私が全員倒す」
マジ女正門前
センターにホワイト、両脇にヤバ女と激尾古を従えたセブンとセゾンが現れた。
マジ女もさくらを筆頭に、四天王やチーム火鍋、チームホルモンが迎え撃つ。
ホワイト「お待ちかねってところかしら?マジ女の皆さん」
セブン「テッペンのテッペン、取りに来たわよ?ソルトは?」
オタベ「ソルトが相手するまでもないわ!うちらで充分や」
セゾン「めんどくさいから、早く終わらそうよ、ホワイト」
ホワイト「ソルトはどこ?私とタイマン勝負しようじゃないか」
オタベ「そいつは無理や。マジ女のテッペンはうちら4人にさくらを倒さんとな」
セブン「勿体ぶっちゃって。どうせ大したことないくせに」
バカモノ「んだと、こら!ゴチャゴチャ言ってないでこいよ!」
セゾンが突っ掛かろうとするのを制止したホワイト。
ホワイト「ま、郷に入りては郷に従えって言うし…」
バカモノ「ご、ごう…どういう意味だ?マジック」
マジック「うるさい、後でググれ」
ホワイト「あなた達5人、こちらは3人、タイマン勝負といこうじゃないか?」
オタベ「どうする?さくら」
ホワイト「最後まで立っていた者が勝ち。勿論、私達の誰かが立っていたら、ソルトとやらせて貰うわよ?」
サクラ「いいわ…おたべさん」
オタベ「決まりやな。こっちは、さくらと私…もう一人…」
バカモノ「オレが行く」
マジック「アタシだろ?」
ヨガ「私だ」
セゾン「めんどくさい、3人まとめてきなよ」
マジック「なめんな!マジ女はタイマンが原則だ!どうする?」
オタベ「決まっとるやろ?いつものやつや」
マジック「ちぇっ、仕方ねえな…」
バカモノ「最初はグーだぜ?」