文字サイズ:

「失礼しました」 
店員さんがお茶のポットを持って部屋を出て行った。扉がしまると奈美と里美が笑い出した。 
「も~ぅ。最高~」 
「課長の顔おかし~」 
「ばれてないよな…」 
「大丈夫だと思いますよ」 
「でもチャイナ服の店員さんを見る課長の目がエロかったですよ~」 
「しょうがないだろ~」 
そんな話をしている最中も舞ちゃんの攻撃は続く。店員さんがいなくなったので顔を動かす 
ピッチが上がった。吸い込む音もジュボッジュボッと聞こえてくる。 
「なんかエロい音が聞こえる~」 
「あ~イキそうなんだけど…」

「まじですか~舞ちゃんがんばれ~」 
里美が応援する。奈美は笑いを我慢しているような顔になっている。 
イキそうになってきた。舞ちゃんの手が玉に添えられ優しく揉みしだく。 
「あぁ………………………うぅっ…」 
ペニスが痙攣を始めた。思わず下を向いて快感に耐える。思ったより長い時間、舞ちゃんの 
口の中で蠢いていた。痙攣が終わると、舞ちゃんは口を窄めて丁寧にペニスから精液を 
絞りとった。そして先っぽに唇を付けて優しく吸い取った。 
「おぉう……」 
気持ち良いようなくすぐったいような感覚が襲う。それと同時に前進に倦怠感が押し寄せてきた。 
「ふぅ……」 
「課長!気持ち良かったですか~」 
里美が声をかけるが、うなずく事で精一杯だった。舞ちゃんがテーブルの下から顔を出し、 
にっこり微笑んだまま出てきた。おでこにうっすら汗をかいている。それを見るとなんとも 
愛おしくさえも思ってしまう。そしてみんなが注目する中、音を立てて口の中の物を飲み込んだ。

「お~!飲んだねぇ~。課長の杏仁豆腐」 
「白いだけじゃねーか」 
「舞ちゃん食べる?俺半分も食べられなかったよ」 
「ホントですか~じゃあ頂きま~す」 
そういうと俺が残した杏仁豆腐をぺろリと食べてしまった。 
「美味しかった~」 
「じゃあ行くか」 
会計を済ませて外へ出た。腰に力が入らなくて少しフラフラする。そういえば昨日から 
少し出し過ぎのような気がする…。もう若くもないのだから。外は少しヒンヤリとしたが、 
風はないのでそれ程寒くない。 
「課長!山下公園行きましょうよ」 
「腹も一杯だし少し歩くか」

4人でトボトボと歩いた。 
(しかし本当にみんな仲がいいな~でも訳がわからないよ) 
いまだに何故急にこんな事になったのかわからない。彼女達の行動にもヒントはどこにもなかった。 
単純に楽しみたいだけなのか?いろいろな事が頭をよぎる。 
「課長~なに真面目な顔してるんですか~会社の顔になってますよ~」 
里美が軽く体当たりしてきた。 
「いや~別に」 
「ちょっと疲れちゃいました?」 
「いやいや…幸せです」 
「よかった」 
里美がにっこり笑った。その笑顔があまりに可愛くてドキッとしてしまった。

しばらく歩くと山下公園に着いた。まわりはカップルや家族連れが多かった。女性を3人も連れていると、 
なんか保護者の気分になってしまう。舞ちゃんのフレアスカートと膝上ストッキングが眩しい。 
厳密に言うとその間の白い肌が眩しいのだが…。同じように思う輩も多いようで通りすがりに 
じろじろ見る人も多い。さっき車の中で上に乗って腰を振っていたり、後ろからガンガン 
突いていた事を思い出すと興奮してくる。心なしか股間が固くなってきてしまった。まずいまずい…。 
奈美と里美を見ても同じだ。ましてお店のテーブルの下でフェラチオされてたなんて… 
(こんなんで来週から仕事になるのか?) 
心配してもしょうがないのでとりあえず楽しむ事にしようと思った。そのまま港の見える丘公園に 
行って4人で向かい合ってベンチに座った。だいぶ歩いたので消化も進んだようだ。 
お腹も少し楽になった。