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男目線 泥酔の俺を拾ってくれた亜矢子 6

亜矢子は信じられないという表情をして、俺を部屋に招き入れた。 
「ちょっと待っててね」 
と言うと、隣の部屋に行きこの前と同じ様な部屋着を着て戻ってきた。 
「本当に私でいいの?」 
真っ赤な目で聞いてくる。 
「どうしたの?その目は?」 
「もう2度と太郎くんが来てくれないんじゃないかと思ったら、涙が出てきて止まらなかったの」 
「俺たち一昨日会ったばかりですよ」 
そう言い終わらないうちに亜矢子がキスをしてきた。 
お互いに舌を絡め合い、唾液を交換しあった。 
「ねぇ」 
「どうしました?」 
「亜矢子さんじゃなくて亜矢子って呼んで。それと敬語は使わないで。お願い」 
「わかりました」 
「ほら、また〜」 
2人で笑いあった。 
「亜矢子かわいいよ」 
「え〜スッピンだし、こんな格好だよ。あっ、ちょっと待っててね」 
亜矢子はまた隣の部屋へ行き何かごそごそしている。 
しばらくして出てきたときには、化粧をし、黒いぴっちりとした体の線がハッキリわかるミニのボディコン(当時は多かった)を着ていた。ちょっと体をずらせば中が見えそうだ。 
「太郎くんはこんなの嫌い?」 
いえいえ、他に何もいらないくらい大好物です。

やっと落ち着いて、またまた「かんぱ〜い」乾杯好きですね、亜矢子さん。 
しかし今度は違った。キスをしてビールを飲みまたキスをする、口移しでワインを飲ませてもらう。 
ずっと前から亜矢子と一緒にいるような錯覚に陥った。 
座っている亜矢子の太股の奥に、服の色とは対照的な赤の下着が見えた。 
不意をついて亜矢子の胸を触った。ブラははめていない。 
「んッ・・」 
声にならない声を出している。敏感なところに当たったようだ。 
手に持っていたグラスを置いて、両手で胸を触り始めた。 
「ダメッェ・・待って」 
俺はその言葉を無視してさきっちょを指でまさぐる。 
「お願い、もっと乱暴にしてっ」 
???

そうだった、亜矢子は普通じゃないのが好きなんだった。 
しかし若輩者の俺は何をどうしていいのかわからない。 
「どうすればいい?」 
「私を太郎くんのしたいように好きにしてッ」 
敏感な乳首を触られながら、震える声で亜矢子が言った。 
俺は思考を巡らせた(今までの数少ない経験とレンタルのAVと、この前パラパラっと読んだ亜矢子の本ぐらいの知識しか有りませんが・・・) 
俺は亜矢子からちょっと離れたソファーに座り直し、 
「亜矢子、スカートを上げて」 
「はい」 
おいおい、今度はお前が敬語かよッ。 
さっきチラッと見えた真っ赤な下着が目の前にある。 
「もっと」 
ミニスカートがおへそまで上がって全体が露わになった。 
「じゃあ今度は下着を脱いで」 
亜矢子はずり上がった服をなおそうともせず真っ赤な下着を床に落とした。