クリスマス目前の23日に連れからメールが来た。
「クリスマス暇な奴は返信よろしく。合コンやるぞ」
まぁ当然返事するよなw
俺彼女と同棲してんだけど、その日は会社の忘年会でいないことが確定済み。
夕方には出発してるから、顔合わせることもないだろう、と。
3ヶ月ほど前から彼女とは喧嘩しまくってたので他の女が欲しかった。
最低だな、俺w
それはともかくとして、まぁ当日は何もなしに終わったのよ。
数人の子と連絡先交換して、その日は大人しく家に帰った。
で、また喧嘩してゲンナリしてたわけだが。
で、次の日の午前中に携帯が鳴った。
彼女は相変わらず外で遊んでるようで起きた時にはもういなかった。
相手は連絡先を交換した内の一人、カヤだった。
彼女がいるんかどうかを聞きたかったらしい。
いる、とはっきり言ったのが良かったのか、昼ご飯を誘われた。
当然俺はおk。
カヤは合コンに来た女の子の中では一番背が高かった。
たぶん165はあると思う。手足はすらっとしてて、モデル体型。
顔も可愛いのにノリがおっさんで、一番面白かった子だ。
『ずるいよねー。モテるでしょ』
「は?」唐突すぎて意味がさっぱり分からなかった。
『3属性そろってるw 背高くて。メガネで。しかも目つき悪いw』
「モテ度にメガネ関係ねぇし、目つき悪かったら普通モテねぇw なんだその属性www」
『ふふ。あたしが好みなだけなんだけどね』
「ははw ありがと。俺もカヤかなり好みだよ」
『んー…どうしよう。お昼一緒にどうかな、って思ったんだけど』
「カヤがよければいいよ?暇だし」
『彼女は?いないの?』
「出かけてる。俺一人ぼっちw」
『じゃあ…1時間後に新宿とかは?』
「わかった。じゃまた後で」
内心かなり嬉しかった。
まさか一番綺麗だったカヤから連絡がくるとは思わなかったから。
新宿で合流。
カヤは淡いピンクのモヘアニットの上に黒いジャケット、黒のミニに
ヒザ丈のブーツ。細い髪が光に透けて、明らかに他の女とは違うオーラが出てる。
背も高いし、待ち合わせ場所は混雑してたんだけど、すぐにわかった。
ノドが乾いたとカヤが言うので、カフェに入った。
「やっぱ身長高いんだねーw」
「まぁ…一応180はあるからね」
「やっぱそんくらいかぁ…あたしがおっきいからなんだけど、
背え高い人はどーしてもチェックしちゃうんだよねw 大抵ブーツ履くと目線が一緒になっちゃって」
「俺もそれが気になってブーツ履いて来たんだよw」
「ふふ、嬉しいなw 身長高い人と歩くの久しぶりなの。…楽しみにしてたんだ」
俺もブーツ履いてたせいか、185くらいにはなってたことが嬉しかったらしい。
その時はもう、俺を見る嬉しそうな笑顔に完全にヤラレてた。
『そうだ、いっこお願いあるんだけどいい?』
「内容によるがw」
『あのね、あたし服のセンスなくってw 一緒に選んでくれないかな』
「ああ、いいよ別に。ヒマだし」
『よかったーw あのね、気になったの服似合ってたからってのもあるんだw』
自慢するわけじゃないが、一時期スタイリストの手伝いをしてたこともあり
正直服選びはかなり自信がある。どこに行っても似合うって言われるし。
でもそれだけじゃモテないけどね…orz
コンパの時は暗くてほとんど気付かなかった…というよりも
カフェを出たとたんに腕を絡ませ、密着して来たから気付いたわけだが
おっぱいが…デカイ。
沈みこむ腕の上で弾むおっぱいが気持ち良かった。
メシを済ませてから買い物へ。
店員が胸元開きまくりの服とかミニスカ勧めても全然イヤな顔せずに
むしろ喜んで試着室に入ってく。
『これ似合う?』
『これもっと胸元開いてるのないかなぁ?』
着替えるたびに嬉しそうな顔でこっちの反応を楽しんでる。
結局上から下まで俺の好みに合わせてくれて、しかもトイレで着替えまでしてくれた。
ミニスカから伸びる脚が眩しい。白い肌に黒いブーツが映える。
しばらく街をブラつき、買い物を続けた。
『今日はありがと。このあと忘年会なんだけど、2時間くらい暇なんだ。どっか行きたいとこない?』
「ホテルくらいしか思い浮かばねっすw」
『だぁめw 彼女いるでしょ。だっこくらいならしてもいいけどw』
内心がっかりしたんだけど、満喫は?と聞くと
『しょーがないなぁ…ちゅーもダメだからね?』としぶしぶ納得w
釘を刺されはしたものの、狭い部屋ならこっちのもの。
自分から密着してきといてそりゃねぇだろ、とは思ったんだけどw
機嫌を損ねるのもマズいと思って。
個室のペアシートに入り、ジュースやマンガを持って腰を落ち着けたんだけど
10分もするとガマン出来なくなってくる。
カヤを抱き寄せて首筋に顔を埋める。シャンプーかな。桃みたいな甘い匂いがする。
『もぉ…結構甘えん坊なんだねぇ…そんなナリしてるクセにw』
まんざらでもなさそうなカヤをヒザの上に座らせる。胸が顔の目の前だ。
しかも上着を脱いでる上に胸がメチャメチャ開いててハーフカップのブラなもんだから、
乳首ギリギリくらいまでおっぱいが見えてる。気がするw
初めは抱きしめてもらうだけで大人しくしてたんだが、谷間に顔を埋めててそんなんで収まるわけがないw
そのうちおっぱいや首筋にちゅーし始める。
『ん…ダメだよぉ…イタズラしないの…』
クチにはしてない、と言って笑うと
『あ…んッ…声…でちゃうじゃん…』
逃げようとするカヤの腰に腕を回して引き寄せる。
背のわりに細い腰は、見た目以上に華奢だった。
特に首筋が弱いらしく、くちびるが触れる度に肩が震える。
『ん…ふ…ぁッ…』
押し殺した声はいつもより数段高く、可愛らしい。
首筋から鎖骨へ舌を這わせると震えがますます強く、小刻みになる。
カヤの体から力が抜け、俺に体を預けるようになった。
普段は低めな声だけに、そのギャップが欲情を煽る。
しばらく続けていると、今度はカヤがガマン出来なくなった。
『耳…噛んで…ん…そこ…きもちぃ…』『ふ…ひぅ…んぁ……んッ』
耳たぶや軟骨をコリコリと甘噛みし、耳の穴に舌を入れる。
『だ…めぇ……っ…!』ひときわ強く震えた後、カヤが体を起こす。
『ふぁ…スゴかった…w もぉッ!イタズラしちゃダメでしょぉ?』
わざと怒った口調でそう言うと、嬉しそうに抱きついて来た。
そのまま暫く抱きしめていたかったが、時間はそんなになかった。
ここで終わるのは残念だったが、待ち合わせ場所までカヤを送りその日はそれで終わりに。